質問力を磨くべし!
返信率の高いファーストメールのコツに「質問」は鉄板のパーツだ!と書きましたが、質問力はファーストメールの返信をもらうためだけではなく、2通目以降、実際の出会いまでメールをつなぐためにも超重要なスキルです。
マッチングアプリで質問をするのは単純に「こちらが知りたい情報を聞き出す」ためだけじゃありません。
それも大事ですが、むしろ僕ら男性が意識するべきは「女性の話したいことを気持ち良く話してもらう」効果です。
リアルな会話にも言えることですが、うまく質問を挟んであげると、相手は自分のことを話しやすくなり、それを「楽しい」と感じるようになります。コミュニケーションも自然に深まります。
逆にどんなにギャクが面白い男性でも、一方的に話されると女性は楽しいどころか「つまらない」「疲れる」と感じるようになるんです。
よく言われる「聞き上手な男はモテる」ですが、これは、ただウンウンうなずいて聞いてるだけの男でも、ギャグが冴えている男でもなく、要は質問力が高い男ってことですよね。
もしマッチングアプリでファーストメールを送っても返事が全然もらえない、セカンドメール以降のやり取りが続かず、いつも途中で途絶えてしまう…
そんな時には今一度、質問の使い方を見直してみるといいかもしれません。
返って来ない質問の3パターン
最初に基本的なことを確認しておくと、質問しても返ってこないのは…
@そもそもこっちに関心がない
Aどうでもいい質問
B答えにくい質問
のいずれかが原因です。これは自分が質問された時のことを考えると、分かりやすいのではないでしょうか。もう少し詳しく解説します。
これは質問うんぬんというより、プロフの書き方やプロフ写真から見直す必要アリ。逆に言えば、関心がある人からの質問なら、少々ショッパい内容でも返すもの。僕ら男だって好きな女の子なら、どうでもいいこと聞かれても大概答えますよね。
そんなこと聞いてどうすんの?必要ある?という質問。相手が興味を持っていない話題についての質問、どう考えても会話に発展性がなさそうな質問ですね。
特にプライベートや個人情報に突っ込み過ぎな質問。まだ何も知らない人に、なんでそこまで答えなきゃいけないの?ってやつです。
相手が話したいことを優先する
ここまでの基本を踏まえた上で、今度は逆に返事をもらいやすいのはどんな質問かを考えると、それはズバリ「相手が話したいこと」についての質問です。
「そんなもん分かっとるわい!」と言われそうですが、実は僕も含めてココを外してしまう男子が結構多いのです。
相手のプロフィールを読み込むと、趣味・特技・大好きなもの・夢中になっていること・頑張っていることなど、いくつかの候補が見つかるはず。
ファーストメールではその中から特に相手が話したいであろう話題を予測して、ピンポイントで質問するべーし!
で、その他の候補もセカンドメール以降の会話のネタとして押さえておきます。相手の話をうまく引き出す質問で、心地良い空間を作ってあげて下さいね。
自分も知っている分野がベスト!
また、自分もある程度知っている分野の方が良い質問を投げられます。
例えば、サッカー選手にインタビューするにも、サッカーに精通している人や選手の立場をよく理解している人の方が、相手をうま〜く乗せて、本音の話を引き出せる可能性が高いですよね。
逆にサッカーに無知の人は先程「返って来ない質問の3パターン」に書いたような的を外した質問が多くなります。
「なんでオレにそんなこと聞くのよ?」「もっと勉強してこいよ」など、選手のテンションが下がる質問ばかりじゃ、相手は乗ってきませんよね。
やっぱり相手の話したいことが、こちらも知っている分野なら言うことなし。
だからこそ同じ趣味や価値観、同じ出身地、同じ職業といった共通点がある女性を狙うのがベストなんですよね。別に悩むこともなく、相手のツボを突く質問が自然に浮かぶはずです。
でも、どうしても共通の話題がない人にアプローチしたい場合は、相手の話したそうな分野について基本知識ぐらいは仕入れておくと、より良い質問ができると思います。
女性の好きな話題(恋愛・グルメ・ファッション・芸能など)に情報アンテナを張っておく、相手の好きな映画や本に目を通すといった努力は、マッチングアプリ内のメールに限らず、実際のデートでの会話にも役立ちますよ。
ただし!質問攻めには注意!
ただ、毎回毎回質問したり、1通のメールにいくつもの質問を詰め込んだりするのはNG。
先程、相手をうまく乗せるという意味でインタビューを例えに出しましたが、言うまでもなく、マッチングアプリでのメッセージ交換は相手の情報を仕入れるだけの一方通行のコミュニケーションじゃありません。
ネットで知り合った男性とリアルで会うための準備として、当然、女性側もこちらの情報を必要としています。そんな中、質問責めで一方的に尋問されているような感覚を持たれては、かえって警戒されます。
何よりも大切なのは、お互いの「情報交換」です。聞くばかりではなく、こちらの情報も出しながらやり取りする適度なバランス感覚も必要ですよね。